映画「聲の形」を観てきました。
「週刊少年マガジン」に連載され、「このマンガがすごい!」や「マンガ大賞」などで
高い評価を受けた大今良時さんの漫画「聲の形」。
9月17日映画公開され、公開前から気になっていたので、観に行ってきました。
高評価を得ており、かなり期待していたのですが、
結論から言うと、
微妙・面白さがいまいち分からない。
そんな作品に感じました。
記事にするかどうかも悩みましたが、
折角観に行ったので私が思ったことを素直に書いてみます。
※少し閲覧注意かも?ネタバレも多少あるかも。
イントロダクション
"退屈すること"を何よりも嫌うガキ大将の少年・石田将也。
ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子へ好奇心を持つ。
彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。
しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。
やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。
"ある出来事"以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。
これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、
そして自分を受け入れようとする物語――。
キャラクター周りが苦手
話を進める上で一番重要な部分、キャラクターという存在。
それが私にとっては不快に感じる部分がかなり多く感じました。
植野 直花
黒髪ロングのスリムな美少女。
京アニ様様でめちゃ可愛い。見た目は。
いじめ側の人間。性格えぐい。
高校生になり、西宮と再会し、再会しょっぱなから補聴器をもぎ取る。
高校に上がってまで小学生の頃にやっていたいじめを繰り返すつもりですか?
ただのDQNでしょこれは。
劇中では、少しイライラする存在でした。
川井 みき
眼鏡の優等生系女子。
間接的にいじめに関与していたタイプの人間。
自己中。腹黒。
「自分は悪くない石田くんが悪い」と、なんだこいつは頭おかしいだろ。
真柴智
石田の高校のクラスメイト。
偽善者。
なんというかあの顔とか表情も無理よね。
島田 一旗
あの事件によりビックリするぐらいの一変。
いやいや、お前もやんけ。仲間をここまでバッサリと売るのかと。
小学生の心境の変化ってあんなに激しかったっけ・・・。
その他
あーなんかもっと書くつもりだったんけども、
思うことありすぎてぐちゃぐちゃで文章にならない。
もしかしたら皆良いやつなのかもしれないんだけども、
劇中だけでは、私の中では、こういう風に映ってしまった。
けど、石田家族、西宮家族、永束友宏は好きです。
永束良キャラ過ぎ。
西宮妹は可愛すぎて悶えた。
あとは、みんな割と普通です。
とりあえず、
上にピックアップしたキャラ達とは仲良くなりたくないなぁという視点で見てました。
尺に無理があるか?
キャラ周りの不快感でいまいちストーリーが入ってこないというのもありましたが、
そもそも『映画でやるには尺に無理がある内容だったんじゃないか?』と感じました。
『何綺麗にまとめようとしてんの?まとまるもんもまとまってないんだけど・・・。』
というのが正直な意見。
色々気になりすぎて、涙も一滴も出ませんでした。
wikiとか見てると、知らないキャラクター出てるし、知らない話乗ってたりする。
それ考慮したら、上にあげたキャラの印象とかも大きく変わりそうなものとかも。。
結構大事な部分足りてないんじゃないの?
せめて12話構成のテレビアニメとしてやるべきだった気がします。
ここまで評価の高い作品である理由が現段階では全然分かりませんでした。
参考までに、映画.comでは、
聲の形:4位、★4.2(93件)
君の名は。:1位、★4.2(828件)
といった具合に、私もベタ褒めしている「君の名は。」に並ぶ評価がついています。
とりあえずコミックスを読んでみようと思います。
映画に対しては割と酷評を下しましたが、
コミックスを読んだらガラっと印象が変わるかもしれません。
来場特典のスペシャルブックも、たったの10Pですが、
それでも西宮母の印象が変わってきます。
これはもしかしたら原作ありきな気がしますね。
原作のほうに目を通したらまた何か書くかもしれません。
色々っていう程も書いてないですが、捉え方は人それぞれだと思います。
こういう意見もあるんだなぁぐらいで読んでもらえていたら幸いです。